風と音と匂い

暁(あかつき)のブログ

試聴だけのつもりが・・・結局国産派

きむてぃ~先生が導入したスピーカーを聴いてからというものの、ハチのスピーカーをなんとかしたい欲が再燃してきてしまい・・・。

以前から心に決めていたのはFOCALのスピーカー。
でも、暁が大好きな女性ボーカルは本当に素晴らしいんですけど、それ以外、特に暁が女性ボーカルの次に大好きなロックとかは全然合わなかったり、納期とかいろいろな問題があって、悩んでいました。


そんな時、発売当時から気になっていたもう一つの候補がありまして・・・。

その名もDIATONE。

ホームオーディオの頃から憧れの存在で、いよいよ買える身分になってきたと思ったらオーディオ部門からの撤退・・・。
暁にとっては幻のブランドだったわけです。
それが超高級機でホームオーディオに復活、さすがに買える値段ではありませんでした。
そしてカーオーディオにも機種を増やしていき、満を持して登場した最廉価機、DS-G20。
もちろん最廉価機だけあってコストダウンもあると思いますが、それを覆すような巷の良評価の数々。

コストを抑えながらも、このような地道な開発努力の賜物かもしれませんね。


そしてメーカーHPを見ると試聴機の展示店に実家すぐ近くのカーオーディオ専門店の名前が・・・。

というわけで、試聴するだけならタダだろということで行ってきました。
きむてぃ~先生を道連れに。(笑)


残念ながらDS-G20はデモボードから取り外されて、デモカーに積むために作業中で聴けず。
その代わりに、上位機種のDS-G50を聴かせてもらいました。

正直、Hi-Fi傾向の音で、車内で聴いて面白い音か?と聴かれれば、否、と答えてしまいそうな音。
車体そのものの遮音性能が高くて、ロードノイズも発しないタイヤを履いて、運転の楽しくない車で聴くなら、これでもいいかもな~、という感じでした。
レンジは広くてどんなジャンルでも選ばず鳴らしてくれそうです。
ホント、停車してシートの背もたれにグッタリ体を預けて聴くのに最適ですね。

でも、それってカーオーディオじゃなくてホームオーディオでやればいいことじゃね?(笑)

そう店長さんに話すと、20は50とは違います、と。
もっと楽しく聴ける傾向の音です、と。

話しているうちに、店長さんの音の好みと、暁の音の好みが、メチャクチャ近いところにあるということが分かってきました。(笑)


それなら試しに、と、デモボードにあるKICKERのスピーカーを鳴らしてくれました。
うん、悪くない。音の傾向としては50よりこっちの方がハチに合うと思う。
でも、これよりももうちょっと音の分解能が高いほうがいいなぁ、と話したところ、店長さん、大きく頷きながらサムアップ。(笑)

この人、だいぶ分かってくれてる・・・。

その後もオーディオ談義から音楽談義まで、2時間くらい?話し込んでしまいました。
なんだか懐かしい感じ。
昔はこうやってオーディオ屋さんで、ああでもないこうでもないとお店の人と何時間も話し込んでいたっけ・・・。

そしてやっぱり自分の感じたことや思ったことを口に出して伝えることの大切さ。
これに尽きます。
お互いの意識を同じレベルにすることによって、誤解を与えるリスクもなくなりますしね。


実は暁は、DS-G20を試聴して気に入れば、DIYで交換するつもりでいました。
国内メーカーだけあって作業も比較的スムーズに行きそうでしたし。

でも、店長さんの考え方と、手を見て、この人に任せたいと思いました。
超地元企業応援隊としては願ったり叶ったり。(笑)

その後もオーディオ談義に華が咲きました。
暁がバイアンプに興味があると話すと、まずはシンプルにバイワイヤで鳴らすのがいいんじゃないですか、とか、暁がサブウーファー積んだほうがいいですよねと話すと、20はこれ(50)より下が伸びますからまずは聴いてからでいいんじゃないですか、とか。
そんなところに予算をかけるなら、ステレオアンプを1台追加してやって、まずはステレオとして完成形を目指してはいかがでしょうか、と。
ホント、ローテクハイレベルを地で行く人だ・・・。(<-超褒め言葉です)

というわけで、在庫3台限りのPHASSのアンプも導入決定です。(ぇ
いやね、試聴時に使っていて、フィーリングがいいのも分かってはいたんですけど、持った瞬間に分かりました。これはできる子だって。(笑)

そして驚きの即入庫可とのこと。
スピーカーもアンプもケーブル類も全て在庫が常時揃っており、作業タイミングもちょうど来週は空いているとのことで、そのまま入院となりました。(爆)

こんなことって、あるのねぇ・・・。
最初は試聴のために来たってのに。(苦笑)


その後はお悩み度MAXに達したきむてぃ~先生に、またもや送り届けていただきました。
本当に、いつもいつもありがとうございます。
このご恩は、そのうち来る同じ境遇の時にお返し致します。(笑)