風と音と匂い

暁(あかつき)のブログ

求めたのは制動力よりも剛性感

と見た目。(爆)

というわけで、無印号の身代わりにこいつがハチに装着されました。

Dsc_5897

Endlessの6POT COMPACT MINI、いわゆるチビ6です。
前後の制動力のバランスは崩したくなかったのでローターは純正のまま、キャリパーだけの変更です。
色は青はイヤだったので、レーシングアルマイトにしました。
色の劣化も一番少ないようですし、なんといってもカッコいい。(ぉ
でも軽量化には徹底的にこだわりたかったので、匠仕様にしました。


匠仕様ってなんぞや?
暁も調べるまで知らなかったんですけどね・・・。

Dsc_5902

これ、見えますかね~?
キャリパーのブロックの合わせ目が直線ではなくて、凹凸になってるの。

普通は、合わせ面を平面にしたものを6本のボルトで留めています。
匠仕様は、この合わせ面を凹凸にすることによって締結強度を上げているため、ボルトの数を2本に減らし軽量化、さらにとことんまで余肉を削り込んで軽量化、さらにさらにEndlessの文字も浮き文字から彫り文字に変更して軽量化しています。
もっと言っちゃうと、モノブロックと同等の剛性を得ることができる構造なんだそうです。
まさにいいこと尽くめ!
まぁ、オプション価格としても「どんだけ~!」ってくらいのお値段かかってますけどね・・・。(苦笑)

ちなみに普通のと比べて300gほど軽くなっています。
まぁね、剥ぎ取る以外の方法での軽量化ってのはお金がかかるもんなんですよ・・・。(汗)

んで、純正キャリパーと比べると、正確には量っていませんが片側で2kg以上軽くなるようです。
バネ下で2kgってかなりでかいですよね。
ワイドトレッドスペーサー分は軽く相殺されてます。
梱包状態で持ったときの感覚も、Endlessと純正でだいぶ違いました。
いつものお店にハチを預けに行ったときにEndlessを持った感覚で、作業完了後に純正を持ったら腰を痛めそうでした。(苦笑)

ついでにリアのブレーキホースもEndlessのホースに変えています。
本当はホースは純正で十分なんですが、キャリパー以外は全て条件を揃えたかったので。

もっと安くAP Racingの4POTも買えたんですが、なぜEndlessか?というと、やっぱり軽量化にこだわりたかったのと、国産だから、あとは後々のメンテナンス性ですかね。
OHキットやパッドの入手のしやすさ、あとは信頼性なんかを考えると、やっぱり最後は国産になります。


実際のフィーリングですが、やっぱり慣らしが進まないと当たりが出ないです。
6千kmそこそこでもローターは確実に減っていたので、ちゃんと当たるまではふわふわです。
当たりが出てからは、そりゃぁもう・・・。(笑)
足の裏とローターが直接接してるんじゃないかっていうくらいの直結フィーリング。
パッドも暁の求めていた効き方を再現してくれているので、フルブレーキングじゃないシーンでヒール&トーをしても前のめりになることはありません。(笑)
今まではブレーキペダルを恐る恐る触れるように踏んでいたんですが、これからは踏むのが楽しくなりますね~。
軽量化の効果なのか、今まで「ドン」だった段差も「トン」になりました。

制動力は国産車随一の性能を誇るハチのブレーキ、変える必要は全くありませんが、フィーリング(と見た目笑)を求めるならキャリパー交換は期待以上の効果を発揮してくれますね。