風と音と匂い

暁(あかつき)のブログ

rigid collar という偽名を使った商品

直訳すれば、剛結カラーって感じですかね。

賛否両論あるこちらの製品ですが、出始めた頃に言われていた鉄とアルミの電位差による電蝕、これはあんまり気にする必要ないと思います。
実際、製品化されてから数年経っていますが、未だにそんな話聞いたことないですもんね。(笑)

暁は以前からこの製品コンセプトに非常に興味がありました。
モノコックとサブフレームの位置決め精度を上げるという部分に。

んで、買ってみました。

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ところが、ですよ。
まずはこちらをご覧いただいて。
赤4号も全く同じ状態でした。

何を言いたいか、分かりますよね?(笑)

はい、剛結しないんですよ!(爆)
いや~、驚きました。
まさかですよ、製品コンセプトを全く無視した製品設計なんて。

製造元に問い合わせたところ、この車種は個体差が大きいため、フロント8点、リア6点ある取り付け点のうち、前後とも2点だけで位置決めをし、他は遊ばせている設計とのこと。(苦笑)
遊ばせている点は製品最外径を大きくして接触面積を増やしている、って、それ何も挟まないほうが接触面積最大になるじゃん・・・。

結局、ただのワッシャー程度のものでしかないということが分かりました。

ので、赤4号には取り付けしませんでした。
効果がないと分かっていながら余計なものは挟みたくありませんから。

コンセプト通りの製品ならすごく楽しみだったのにな~。
コンセプト通りの設計ができない車種なら設定しなければいいのに・・・。

しかももっと悪いと思うのは、こういう情報を公開しないで全点で剛結できると思っている消費者をダマしているんじゃないかってことですよね。
これ、お店に注文して取り付け作業を見学もせずに依頼しちゃった人なんかは、知らない人もいるんじゃないでしょうか?
こんなんだからこういうパーツはプラシーボパーツとかって言われちゃうんですよね。
残念・・・。

ちなみに2型と4型でこの状況なので、ほぼ全部でこういうことがあると思っていいと思います。
製造元が言うには、全型を一つの製品で対応させているようです。
そりゃ無理ってもんでしょ。(爆)
こんなにモノと金額の釣り合いが取れてない製品なんだから(笑)、対応は事細かく年式別に調査して、それぞれで別品番を設定すべきです。
MCやグレードで変更点が多いスポーツカーなんか特にですよ。