風と音と匂い

暁(あかつき)のブログ

オーディオフル社外品化その1

先週末にインナーバッフルボードを作成したら、居ても立ってもいられず、今週末は早速スピーカーの交換作業に突入してしまいました。

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その前に細かいものを調達。
デッドニングは最小限でと思っていましたが、本当に最小限のキットが売られていたので、思わずポチッとな。(笑)
あとはアンプをカーペットに固定するためのマジックテープなどです。
そういえばマジックテープって、地方によって呼び方が違うって知ってましたか?


システムとしては、現状は年代物のサイバーナビからプリアウトで純正BOSEのアンプへ繋ぎ、純正BOSEのスピーカーを鳴らしています。
今回の変更では、ナビはそのままでハチで使っていたPHASSのパワーアンプへ繋ぎ、三菱のスピーカーを鳴らします。


まずはドアトリムの取り外しから。
無印号で慣れた作業ですが、赤4号では初めてなので少し緊張します。
まぁ、クリップをバチバチ引っこ抜く頃から、もうイケイケモードに突入していましたけど。(笑)


そして一つの懸案事項だった、ガラスガイドを見てみました。

Photo

あら、全然余裕で原形をとどめているじゃありませんか。
ガラスがビビるような音がしていたのは、実はこれが原因ではなかったみたいです。
よかったよかった。
早とちりして社外品のガラスガイドを買ってしまうところでした。(汗)

ただ、窓の上げ下げが鈍くなっていたのは事実なので、ここをグリスアップして次へ。


次に純正BOSEのスピーカーを取り外します。
なぜか純正のボルトはフランジが付いたタッピング3本と何もないタッピングが1本。
わざわざ種類を変えてる理由はあるんでしょうかね?

スピーカー自体はなかなか大きな造りのくせして、中身はスッカラカン。(笑)
暁が嫌いなタイプの人間です。(違
ほとんどが雨よけの傘の大きさという感じ。
ダルダルな音質がその姿形からも想像できますね。


次は最強にして最大の敵、スピーカーケーブルの配線です。
なんといっても手強いのが、車体とドアを繋ぐ部分のカプラー。
最初は純正のスピーカー線をカプラーの前後でぶった切って、ギボシで繋いじゃおうと思っていました。
でも、いざ敵を目の前にすると・・・、こんなところで妥協していいのか?お前の求めているものはこんなに容易く手に入るものなのか?と、悪魔の囁きが聞こえてきました。(笑)
本当に、この時には悪魔の囁きが聞こえましたね~。
怖いもんです。(汗)

そして、カプラーのゴムカバーをめくってみる。
お、意外と簡単に外れそうじゃん。

ここまででした・・・。


ゴムカバーを完全に外して、カプラーを引っ張り出そうとするも、ドアが邪魔で全然出てこない!
カプラーを分離しようとしても、どこをどうやればいいのか形からは全然分かりません。
いくらやってもうまくいかないので、諦めて汚い方法、ドアチェッカーの穴から引っ張り出して、そのままゴムカバーの中に這わせるという、なんともアレな方法で妥協しました。

いや、正確には妥協しようとしました。
そしてゴムカバーを戻そうとしましたが・・・、全然戻らないんですよコレ。
手前側はなんとかはめても、奥側は全く引っ掛かりもしません。
これは、カプラーを通そうか汚い方法で通そうかという以前の問題です。
ゴムカバーをはめられなければ、雨水ウェルカム状態のできあがりですから・・・。


こうなったら、あとはドアを外すしか・・・。
でも、外したらドア合わなくなるんだろうな~。
できることなら避けたいところなんだけどな~。

と、言っている暇はありません。
朝9時から始めて、もうお昼を過ぎています。
このままゴムカバーを戻さずにいられるわけがないんですから・・・。


でも一人でドアを外すのは不可能・・・。

というわけで、本当に申し訳ないことに、きむてぃ~先生にヘルプをお願いしました。
本当に本当にすみませんでした。
悪魔の囁きにホイホイ乗ってしまった、おバカな暁のために・・・。


まずはドアチェッカーのピンを抜いて、あとはヒンジのボルト4本外せば、簡単にドアを外すことができます。
あんなに重たいドアが、これだけでしか固定されていないなんて驚きです。
まぁ、閉まっていればキャッチでも支えてますし、開けているときの耐久性もちゃんとシミュレーションされてるので、大丈夫なんでしょうけどね。
でも、開けたまま体重かけたりとかしちゃダメですよ。(笑)

あっけなく外れてしまうと、さらに不安感が増すのはなぜでしょう・・・。
そしていよいよカプラーの分離です。
今度はドアも邪魔をしなくなり、カプラー全体が外へ出てきました。
が・・・、どうやってロックされているのか、さっぱり分かりません。
前期のモデルではピンのようなものを引けば分離できるようなことを書いているHPがありましたが、後期のモデルでカプラーを分離したことを具体的に書いているHPは見つけられませんでした。

う~ん、どうしよう。
2秒考えて、答えが出ました。

カプラーが繋がったままドリルで穴開けちゃおう。

至極明解で確実な方法です。(笑)
きむてぃ~先生にそのままドアをホールドしていてもらい、暁はドリルでチュィーンッと。
マジで楽勝。
なんだこれ。
午前中の苦労はなんだったのさ?


あとはひょひょいっとスピーカーケーブルを車体側からドアへ通し、残るは大問題のドアの取り付け。
どうか、元の位置に戻りますように!
元の位置ピッタリじゃなくても、せめて近くまで持っていけますように!(マテ

と、ここでもきむてぃ~先生との連携プレイで結構簡単に取り付けられました。
緊張のドア開閉・・・。

バスン!
カチャ。

あれ?今まで通りだぞ?
すごい。ドアの脱着、何の不具合もなく完遂することができました。
もちろんドアの脱着なんて初体験。
いや~、奇跡です。奇跡としか言いようがありません。
それもこれも、きむてぃ~先生のお蔭でございます。ありがとうございます!

きむてぃ~先生のお言葉に甘えて、そのまま助手席側も完遂。
2回目ともなると早い早い。(笑)
助手席側は瞬殺でしたね。

結論、カプラーにスピーカーケーブル通したいなら、ドア外す。
急がば回れってまさにこのこと。
まぁ、一人では無理ですけどね・・・。


そこからは順調(?)に作業が進みました。
簡易デッドニングキットの吸音材だけまずは貼り込み、スピーカーケーブルの先端にY端子を圧着して、インナーバッフルボードにスピーカー固定用タッピングビスの下穴を開けて、インナーバッフルボードをM5のボルトナットでドアに固定して、ウーファーをタッピングビスで固定しました。

Photo_2

途中でM5のボルトがドアの固定穴に合わないとかありましたが(苦笑)、ようやくここまで来ることができました。
でもまだ取り付けられたのは運転席側のみ。(汗)
しかもこれで完成かと思いきや、ドアトリムをはめてみると見事に干渉・・・。

よくよく見てみると干渉しているのは全てボルトヘッドのようです。
う~ん、座ぐるか低頭ボルトにしておけばよかったですね。
まぁ、今さら変えるのも面倒なので、ドアトリムのスピーカー開口部のリブを、ホットナイフと化した半田小手で切り取りました。
まだ少し干渉している部分はありますが、OKです。
おかしいな~、暁の目論見ではこの厚さでも問題なく入るはずだったんですけど、まさかボルトが問題になるとは。(爆)


暗くなってさすがにもう何もできなくなったので、きむてぃ~先生に無印号のアップデートしたシステムを試聴させてもらいました。
ツィーターを下にすべきか上にすべきか悩まれているようでしたが、下でもいい感じに胸の高さ辺りで鳴っています。
ピアノの音が綺麗だ~。
そして驚いたのが低域の鳴りっぷりの良さ。
13cmからこんな音が出てくるとは、さすがのパフォーマンスです。
響きもよくなって、やっぱりバッフルボードの重要性を再認識しました。


あ~、早く赤4号のシステムも完成させたい!
でも、時間的に今週末は無理っぽい。

最初は2日もあれば終わるかな?なんて思っていましたが、全然無理でしたね。(苦笑)
今週末は他にも検証しないといけないことがあるので、余裕がありません・・・。
1週間は音なしで我慢して、来週末に持ち越し決定です。