風と音と匂い

暁(あかつき)のブログ

自明の理

まず初めに、三太をSUVとして扱っていないということ。
ということはつまり、あんなに高い車高やサイドウォールの分厚いタイヤは必要ないのです。

従いまして、これです。

Srjarjask

遅かれ早かれこうなることは分かっているので、それなら早いとこケリをつけておこうじゃありませんか。
初めての緑足です。
周りに緑足が浸透し始めてもなお、暁の中には不信感がありました。

が、現状、三太向けにリリースされているのはパッとしないメーカーばかり。(苦笑)
あ、もちろん複筒でしか考えていませんよ。
通勤車ですから。(笑)
クスコから出してくれればそれが最有力候補なんですが、開発の予定なしとのこと・・・。

というわけで、消去法で緑足に決まりました。
まずはストロークをチェックしてみましょう。

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フロントは驚愕の80mm弱。
もう、この時点でやっちまった感漂います・・・。
この軸重、このバネレートからいって・・・。(汗)
それにしてもストラットは頑丈に作らなければならないからか、メチャクチャ重いですね。
純正がちょっと華奢なのもありますが、純正より重いです。

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リアはまぁ、余裕ありますよね。
なぜフロントはこんなにも詰めたセッティングなのか・・・。
そしてリアの減衰調整は、カップ状になったアッパーマウントの中にツマミがあります。
ということは、ショックを一度取り外さないと減衰調整できません。
アホ~。設計した人アホ~。
まぁ、安いからしょうがないか・・・。

そしてリアアッパーマウントの上にかませる1枚のプレート、ナニコレ?
デミオとアッパーマウントを共有するための帳尻合わせかと思いきや、デミオ用にも付属してる・・・。
必要な厚みなら最初からアッパーマウントの板厚そうしとけよと思うのは暁だけだろうか。

つける前からいろいろと疑問符が付きまくりですが(笑)、とりあえず交換します。


工具の運び出しから片付け終了まで、ジャスト4時間でできました。
ストラット&トーションビーム最高。(爆)
地味に一番手間がかかったのはリアスプリングのインシュレーター加工でした。
まぁ、カッターでザクザク切るだけですけど。

ところで、これは何でしょう?

Tjararyk

スタビのショック側取り付け部に共締めされてました。
バラスト・・・、ですかねぇ?
分厚い鉄板のブラケットにゴムの塊が付いてます。
年改時の資料に「スタビライザーの構造の改良」と書いてあって、構造って何を変えたんだろう?と疑問に思っていましたが、もしかしてこれのことなんでしょうか?
これで振動や騒音を抑制できるんでしょうか・・・。

今回、スタビリンクも交換しました。
調整式では某オク品や某直系メーカー品がありますが、どちらも信頼性に乏しいようなので、おとなしく純正流用です。(笑)

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純正流用という安心感は何物にも代えがたいですね。

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でも、ちょっとだけ細いです。
写真だとほとんど分からないくらいなので、1mmくらいでしょうか?
スタビリンクがしなったりするのかな?(笑)

リアのアッパーマウント取り付け部も、内装を外す必要がないのでメチャクチャ簡単でした。
こんなに簡単だと、さすがにお店でやってもらうのはもったいなさすぎる気がします。
ダブルウィッシュボーンだと、もう自分でやろうという気にはなれませんけどね・・・。(汗)


さて、着地してみると・・・、なんじゃこりゃ~!バカカッコいい!(笑)
想像以上にイカツイ面構えになりました。
トーションビームの構造を理解してなくてリアの下げ量が物足りないので、もう一度調整が必要ですが、これは思いの外カッコよくなる予感。
もう勢いですぐさまタイヤホイール交換に行きたくなりました。
けど、次にDに入庫するまで我慢我慢・・・。

そんなことを考えていると、きむてぃ~先生がコーラを持って冷やかしに来てくれました。(笑)
作業後のコーラが美味しかった~~~!
きむてぃ~先生、ごちそうさまでした!

そこでああでもないこうでもない、しまいには無印号のタイヤの話にまで飛び火して、いつのまにか2時間くらい経ってました。(笑)
いやぁ、いい一日でした。


最後に、おニューのホイールのためにナットを新調しました。
例によってアルミはイヤなのでクロモリの黒塗り。
赤4号に使っているのは貫通ですが、さすがに三太に貫通は似合わないだろうということで袋にしました。

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これが意外と純正ホイールにマッチするという事実。
でも、三太用だから適当なのでいいか~と、安いのを買ったら塗装がショボくて・・・。
レンチかけたら1発ではげましたよ。(笑)